【6年生】城端絹織物について学びました

6年生は、家庭科の発展学習として、11月17日(木)に「蚕がつないだ南砺の産業 企画展」に行きました。

地域の「城端織」については聞いたことがある子供たちがほとんどでした。

しかし、かつて、井波で蚕種、五箇山での養蚕、城端での絹織物が盛んにおこなわれていたこと、それらの地域が「蚕」を通してつながっていたこと等、子供たちが初めて知ることもたくさんあったようです。

 

さらに、城端絹織物に興味をもった子供たちは、12月9日(金)に、城端で唯一、絹織物を生産している松井機業の松井紀子さんから、詳しくお話を伺いました。

 

松井紀子さんから、多くのことを教えてもらいました。

城端の伝統産業である絹織物に価値を見いだし、東京から戻って家業をついだこと

2頭の蚕がつくった玉繭からとれる玉糸から、特徴ある「しけ絹」をつくっていること

多くの人に手に取っていただけける商品開発をしていること

クオリティの高さを認められ、東京や海外でも販売され、注文があること・・・

 

また、6年生にむけて、「『しけ絹』を使った作品作りをしてみませんか」と提案もいただきました。

「やってみたい」と大きくうなずく6年生の様子が見られました。

しけ絹に触れるのも初めての子供たちがほとんどです。

どんな作品になるか、楽しみです。